7月
23
2012

【全日本ジュニア出場選手紹介】その⑤


 

7/26~7/29に山梨県馬術競技場で行われる

『全日本ジュニア障害馬術大会』、通称『ジュニ選』に出場する

選手の意気込みを紹介するシリーズ。

 

第5回目は、ジュニアライダー選手権に出場する大久保貴史くん

パートナーは、今年からの新婚ホヤホヤコンビ、ブラザー号です。

 

 

去年はマルコビッチとのコンビで全日本ジュニア初出場だった貴史。

 

 

その権利を取りに行った大会でのことでした。

全日本ジュニアに間に合わせるためには最後のチャンス、という競技。

マルコビッチと共に順調に障害をクリアしていき、

ダブルもバラバラになりながら何とか抜けて、残るは最終障害のみ。

貴史が回転に入って体を起こした時、観客が異変に気付きました。

 

 

「たっ・・・

 

手綱が

 

貴史の首に

 

かかってる━━(;゚Д゚)━━!!?」

 

 

※想像図↓

 

 

 

 

会場には一瞬にして笑いと悲鳴が沸き起こる!

 

どうする、まさかそのまま飛んじゃうのか!?

と一同が息を飲んだそのとき

 

 

貴史は至って冷静に、首にかかった手綱を

ヒョイッ

と外し、何事もなかったように飛越。無事ゴールを切ったのでした。

 

 

 

 

色々「持ってる」男、大久保貴史。

 

 

 

 

 

ブラザーと新コンビを組んだ後も、

見る者に何かと不安と笑いを提供してくれているファンタジスタ貴史。

障害の踏切を外して馬の首で顔面強打し、鼻血ブーになったときは

怒るはずだった谷口先生も思わず噴き出していましたとさ。。。

 

 

とはいえ着実にコンビの安定感も増し、

最近はヒヤヒヤせずに走行を見ることが出来るようになって来ました。

 

 

本番では「減点ゼロでまわってきて入賞を目指す。」

という至極真っ当な(失礼)   意気込みを語ってくれたのでした。

 

今度の大会ではどんな奇跡を起こしてくれるのか、

期待せずにいられない男です。乞うご期待!

 

 

Related Posts

投稿者:

滋賀県で「全世代誰もが楽しめる、日本一ユニークな乗馬クラブ」やってます。毎月の様々なイベントや、日々のこと、スタッフのひとりごとなど、いろいろ。あくまで、ゆる~く綴っていきたい。No horse, No Life!!!

Leave a comment

おすすめリンク