ジョッキーベイビーズ東海地区予選

An article by 水口乗馬クラブ    コメントなし

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「ダニエル独走か！ダニエル独走か！ぐんぐん、ぐんぐん差が開く！差が開く！後ろからはな～んにも来ない！後ろからはな～んにも来ない！後ろからはな～んにも来ない！マシュマロがようやく２番手に上がって来たか！先頭はダニエル、これは強い強い強い！これは強い！これは強い！赤の帽子だーっ！ぐんぐんぐんぐんゴールに向かう！ゴールに向かう！ダニエル大楽勝！そして２着にはマシュマロ！２着にはマシュマロ！いや～恐れ入った！恐れ入りました！」という名実況が聞こえてきそうな、爽快な東海予選でした。

先日の関西予選から２週間後の９月１３日、ジョッキーベイビーズ東海予選が名古屋の中京競馬場で開催されました。水口からは吉田彩音ちゃん＆ダニエル、大久保友雅くん＆マシュマロが出場しました。彩音ちゃんは前年も東海予選にサユリと出場し、決勝戦で惜しくも敗れ涙をのみました。今回はパートナーをダニエルに変えての出場で、悲願の優勝を狙っています。友雅くんは初めての予選出場です。マシュマロとの相性は抜群で、マシュマロの最高の走りを見せようと意気込んでいました。

前日に２頭の馴致のために競馬場に入り、山口先生と名倉君の追い切りを行いました。ダニエルもマシュマロも絶好調！。この日には友雅、当日には彩音も競馬場入りをし、いよいよ決戦の時を迎えることになりました。

決勝の舞台は中京競馬場の３００ｍ芝コース。スタンドには馬券を買いに来ているお客さんでいっぱいです。こんな夢舞台で競馬ができる２人は幸せ者ですね。枠順は友雅＆マシュマロが１枠１番、彩音＆ダニエルが３枠３番、友雅はラチ沿いをゴールまで真っ直ぐ走る、彩音はスタートを決めてそのまま逃げ切る作戦でした。そして競馬場にファンファーレが鳴り響き、スタートまでのカウントダウンが始まりました。他の馬達がピリピリした様子の中、２頭は静かにスタートを待ち、抜群のスタートを決めました。その後は２番の馬（昨年の東海予選優勝馬）との先手争いになりましたが、すぐにダニエルが先頭に立ち、そのまま他の馬を置き去りにしてゴールまで突っ走りました。そしてゴール後もそのままバックストレッチまで走り続け、競馬場２０００ｍを１周してくるというオマケ付きでした。

そして２着は友雅＆マシュマロが前年優勝馬との競り合いを制し、ゴールを切ることができました。今回はダニエルの強さが目立ちましたが、前年優勝馬に勝った友雅＆マシュマロの健闘も讃えなければなりません。

この結果、水口乗馬クラブがワンツーフィニッシュ。吉田彩音ちゃんが東京競馬場で行われるジョッキーベイビーズの決勝の舞台に駒を進めることになりました。これで水口からは秀馬くんに続き２人目の出場となり、これから本番が楽しみになりました。