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2月のレッスンテーマ「反対駈歩~反対姿勢に挑戦~」
An article by 水口乗馬クラブ
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1月は3湾曲を練習する中で、歩様の移行や内方姿勢の入れ替えなどを練習しました。3湾曲は馬場馬術競技のL課目で登場してきます。そこで、今回はL課目の中から反対駈歩をテーマとし、馬に反対姿勢をさせる練習をしましょう。内方脚と外方脚を意識して使えるようにしましょう。
1⃣内方姿勢で正しく拳と脚が使えるようにする
- 内方脚は、通常とおり腹帯のすぐ後ろで使い、馬の推進や外方方向へ押し出すために使用しま。
- 外方脚は、内方脚よりもやや後ろに引いて使い、馬が外に膨らんでくるのを抑えます。
- 外方手綱は、少し腰元へ引き寄せるようにして、手綱がゆるまないようにします。手綱がゆるむと、馬が外へ逃げやすくなります。
- 内方手綱は、内側に軽く開くようにして使い、馬の顔を内側に向けるのに使います。
★まずは、輪乗りや巻乗りで内方姿勢を作る練習をしましょう
2⃣速歩で左(右)内方姿勢のまま右(左)へ曲がる練習をする
-
内方姿勢が正しく作れるようになったら、反対姿勢を練習しましょう。
-
速歩で半巻乗りや斜め手前変えをするとき、左内方姿勢を維持したまま、右手前にしていきます。
蹄跡で行うことで柵を利用できるので、反対姿勢を維持しやすいはずです。
- 少し慣れてきたら、8の字乗りや3湾曲蛇乗りで練習していきましょう。
①右外方手綱は、軽く引き寄せて手綱が張るようにして使います。
②左内方脚は、馬の右外方のハミや右肩の方向に押し出すように使います。
3⃣駈歩で反対姿勢を維持する=反対駈歩
- 速歩で反対姿勢を維持出来るようになれば、次は駈歩で挑戦していきます。
- 速歩の時同様に、半巻乗りや斜め手間変えをして、蹄跡を利用して反対掛駈歩をしましょう。
- 駈歩での反対姿勢は、馬にとって非常に窮屈になりやすいです。その苦しさから、馬が手前を正しく手前に変えようとします。それを手綱と脚を正しい位置で使うことで、馬に我慢を求めていきます。
- 左駈歩のまま反対駈歩をするときは、特に外方手綱のコンタクトと外方脚をやや後ろに引いた位置でしっかりと使う必要があります。
- 内方脚でしっかり馬を推進させることも、大切な要素になります。
4⃣上級者は駈歩で3湾曲蛇乗りや8の字乗りにチャレンジ
いよいよ最後です。ここまで出来るようになれば、あなたはL課目でも相当な成績が残せることでしょう。
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