全日本障害【中障害B】優勝!
中障害Bで日本一に!
11月18日から20日の3日間、三木ホースランドパーク(兵庫県)において「第74回全日本障害馬術大会2022 Part I」、今年の日本一決定戦が開催されました。
中障害Bクラスに出場した山口敬介指導員&クインティナ号のコンビは、予選の1日目のスピードアンドハンディネス競技で3位入賞すると、続く2日目の標準障害競技でも2位に入賞し、予選総合2位で決勝に進出をしました。
最終日の中障害B決勝には37人馬が出場、13人馬がジャンプオフの激戦となりました。
ジャンプオフで最終走行となった山口指導員とクインティナ号、出場前までのトップタイムは37秒92です。
スタート直後から、スピードに乗って順調に障害を飛越していきます。障害間も小さく回転してタイムを縮めていきます。
そして、残りの障害が2つになったところで、一気にラストスパート!
トップスピードに乗りながら、最小障害を飛越してゴールへ。
表示されたタイムは・・・。
37秒44
それまでのタイムを0.5秒を短縮し見事、優勝を決めました。
今年の中障害Bクラスの日本一に輝きました!
山口敬介&クインティナ号
「良かったです。クインティナが足が速いのはわかっていたので、失敗してもいいから思い切って行こうと思っていました。馬は調子が良く、3日間通してとてもいい感じでした。クインティナは3年後の滋賀国体に向けて滋賀県乗馬連盟が所有している馬です。このタイミングで乗せていただいてありがたいです」
全日本障害飛越選手権に
谷口先生&カムアンドフィール
山口先生&アルヴィン号が出場
日本最高峰を決める戦い、それが「全日本障害選手権」です。
そんな舞台に、水口乗馬クラブから2人馬が出場を果たしました。
予選1日目に活躍したのは、山口敬介選手&アルヴィン号です。スピードアンドハンディネス競技で3位に入賞し全国に存在をアピールします。
予選2日目は、標準障害競技で谷口真一選手&カムアンドフィール号が8位に入賞し貫禄を示します。
最終日は2回走行で争われます。
1回目の走行で、谷口真一選手&カムアンドフィール号、山口敬介選手&アルヴィン号ともに2落下し、減点8となり優勝争いから遅れてしまいます。
そんな中、2回の走行をともに減点0でクリアしたのは、たったの2人馬だけでした。
森本健史&ヴァイスファーデン(犬山乗馬クラブ)と鯨岡啓輔&エリオットⅥ(東関東ホースアンドハウンド)の2人馬で、一騎打ちのジャンプオフ。
先に走行した森本&ヴァイスファーデンはここもノーミスで37秒03秒でゴール。しかし、鯨岡&エリオットⅥがさらに攻めて36秒77を出して選手権2連覇を決めました
中障害Aクラス決勝進出!
山口先生&ガルーファンデスケンメルスベルク
中障害Aクラスには、山口敬介選手&ガルーファンデスケンメルスベルク号が出場しました。
予選1日目を障害落下なしで8位に入賞。
続く予選2日目でも障害落下なしで7位に入賞。好調な滑り出しをみせます。
そして期待をもてる最終日の決勝競技でしたが、走行中に1落下をしてしまい、優勝決定戦ジャンプオフに進出することはかないませんでした。
結果は、入賞まであと1歩の11位。
来戦は更なる上位を目指します。